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金の焼あごだしパック

8月のお盆の時期が過ぎると、そよそよと涼しい北からの風が吹き始めます。すると地元では「あー。あご（飛魚）の時期が来たなぁ」と話します。あごの旬は、早くて8月下旬から中くて10月上旬迄の漁期がありますが、この期間の北風が吹く時しか水揚げされません。この時に漁獲しないと加工製造が出来ない、とても漁期の短い貴重な魚です。この時期に漁獲されるあごは約15cmの大きさですが、脂質が少ない為に濁りの無い澄んだきれいな出汁に仕上がります。

無駄な焦げ目をつけないように遠赤外線にてじっくり焼き上げた後に十分に乾燥させて焼く2mmの粉末に加工します。これをティーバッグに充填しますが、他の魚粉や食塩等は一切配合せずに、焼あご粉末のみを使用します。あごの腹側がキツネ色になる程度にしか焼き色を付けていませんので、出汁の仕上がりも良く、お味噌汁やお吸い物等幅広い料理に活躍します。

五島列島・有川湾の海産物を旬即加工 
こだわりの水産加工品”長崎平成俵物”認定業者

五島列島の中通島にて運営しております有川町漁協です。主に定置網操業にて水揚げをしておりますが、当水産加工場で加工製造する干物はこの水揚げ直後の魚を開いて処理します。高鮮度の内に開く→洗浄→塩水処理→乾燥と水揚げされたその日に干物を完成させます。焼あごだしや他の加工品も地元で漁獲された魚を原料にしており、魚が大好きな人達と素材の味を大切にした商品造りに努めています。